Sophos Homeの導入方法(設定編) | 社内ネットワーク・LAN等オフィスのITインフラ設計構築ならイデアルネットワークス
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前回に引き続きSophos Homeの設定をやっていきたいと思います。
Sophos Homeは設定が全て英語なのでとっつきにくいと思いますが、拙い和訳も併記していますので参考になれば幸いです。
まず、Sophos Homeには4つの機能があります。
1つはウィルス対策機能です。
Sophos Homeは画像の様に、ワンクリックでウィルス対策をオン/オフ出来る様になっています。
Automatic Virus Protection
・・・ウィルスに感染しない様に自動的に保護します
Protects you in real-time from malware and zero day attacks
・・・リアルタイムでマルウェアやセキュリティーホールへの攻撃からコンピュータを守ります
Also detect Potentially Unwanted Applications in real-time and prevent them from installing or running
・・・不審なアプリケーションをリアルタイムで検出し、インストールまたは実行出来ない様にします
Web Protection・・・Web保護
Block websites that are known to have viruses and other threats
・・・ウィルスやその他の脅威が潜むウェブサイトにアクセスしない様にブロックします
2つ目はWebサイトのフィルタリング機能です。
「ゲーム」や「スポーツ」の様にカテゴリごとにフィルターが分類されており、○の部分をクリックすると設定が変更されます。
設定を「ALLOW」にしていればアクセスを許可します。
設定を「WARN」にしていれば警告画面を表示し、本当にアクセスするかを確認した上で接続を許可します。
設定を「BLOCK」にしていれば、アクセスができなくなります。
General Interest・・・一般的な趣味
Entertainment・・・エンターテイメント
Fashion & Beauty・・・ファッションと美容
Gambling・・・ギャンブル
Games・・・ゲーム
Religion・・・宗教
Shopping・・・ショッピング
Sports・・・スポーツ
Social Networking & Computing・・・SNSとインターネット関係
Blogs & Forums・・・ブログと掲示板
Chat・・・チャット
Downloads・・・ファイルのダウンロード
Peer to Peer・・・ピア・ツー・ピア(インスタントメッセンジャーやインターネット電話など)
Personals & Dating・・・出会い系
Photo Searches・・・画像検索
Ringtones/Mobile Phone Downloads・・・着メロ/携帯電話からのダウンロード
Streaming Media・・・ストリーミング再生
Web-based E-mail・・・Webメール
Adult & Potentially Inappropriate・・・アダルトと不適切なカテゴリの可能性があるサイト
Adult/Sexually Explicit・・・アダルト関連
Alcohol & Tobacco・・・酒とタバコ
Criminal Activity・・・犯罪行為
Hacking・・・ハッキング行為
Illegal Drugs・・・違法薬物
Intimate Apparel & Swimwear・・・女性の下着と水着
Intolerance & Hate・・・差別や対立
Proxies & Translators・・・プロキシと翻訳サイト
Sex Education・・・性教育など
Tasteless & Offensive・・・攻撃的な言葉、ジョーク、漫画、または風刺などが含まれるカテゴリ
Violence・・・暴力
Weapons・・・武器
3つ目は、フィルターの例外設定です。
セキュリティ対策を強化する一方で、アクセスしたいサイトや使用したいアプリケーションが禁止項目に該当してしまい、アクセスもしくは使用できないといったトラブルも発生します。
Sophos Homeでは例外項目を設定する事でこれらのトラブルを回避できます。
ANTIVIRUS・・・ウィルス対策の例外項目を設定できます
WEBSITE・・・アクセスを禁止しているウェブサイトを例外として設定できます
APPLICATIONS・・・ウィルスと判定されたアプリケーションを例外として設定できます
最初に①の設定したい例外項目を選択します。
次に②に例外項目に追加したいWebサイトのアドレス(例:google.com)や、アプリケーションが置かれている場所(例:C:\Program Files\Sophos\Sophos Network Threat Protection\bin\SntpService.exe)を入力し、「Enter」を押します。
入力フィールドの下に例外に追加した項目が表示されていれば成功です。
*例外項目に追加できない場合*
例外項目に追加しようとしても「error adding exception」と表示され、例外に追加できない場合があります。
その場合、一度「google.com」などの様に他の項目を例外に一度追加して下さい。
追加に成功しましたら、例外に追加したい項目の追加設定を行うと正常に追加されます。
また、追加後に事前に追加した項目(ここではgoogle.com)を消してもフィルタリングと例外設定の動作には問題ありません
*フィルターしているのにアクセスを禁止できない&例外許可ができない場合*
設定が反映されるまで時間がかかる事があるので、暫く時間を置いてから確認をしてみて下さい
4つ目は、フィルタリングの記録機能です。
BLOCK(禁止)に設定しているサイトにアクセスしようとした場合、Sophos Homeに記録が残り、いつどのサイトを閲覧しようとしたかが分かります。
ALL EVENTS・・・全てのイベント
THREATS・・・ウィルスなどの脅威
WEBSITE・・・Webサイト
OTHER・・・その他
次回は、実際に設定した際にどの様に動作するかを確認したいと思います。
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